久 米 島
久米島紬ユイマール館

つむぎ車をモチーフにしたアーチをくぐると、ユイマール館
です。中では数十台の織機があって、布を織っています。
残念ながら、本日はお休みでした。
ユイマール館に併設して資料館があります。
久米島紬は15世紀の後半に「堂の比谷」という人物が中国
から養蚕技術を学び、これを広めたことから始まりました。
日本の紬技法は久米島を起点に発達し、本島、奄美を経て
本土に伝えられ、大島紬、久留米絣、結城紬などの基となり
ました。

明治時代の後半、貢納布制度が廃止され、久米島紬は庶民
の紬となり、泥染により黒褐色の色が主流となり今日まで引
き継がれています。大正から昭和初期にかけて島の主要な
産業として、生産は全盛期でした。

久米島紬は、絹を原料糸にし、天然の草木、泥染によって
染色します。織りはすべて手作業です。伝統を踏襲した織り子
が一貫した作業を全て一人で行います。

久米島紬は昭和52年に県無形文化財として指定されました。

資料館の内部。紬の歴史を学ぶことができます。  
   

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