久 米 島
畳　石

奥武島の「バーデハウス久米島」と「久米島ウミガメ館」の間の遊歩道を海に下りていくと、磯浜が現れます。
ここに畳石と呼ばれる、直径２ｍ位の六角形の平坦な岩が密接している岩石群があります。
これは、安山岩のほぼ均一な溶岩がゆっくり冷えて岩石になるときに、規則的に割れ目ができる六角柱状節理という現象です。
表面は波の浸食を受け、ほぼ平坦であたかも六角形の畳を敷きつめたような景観を示すところから、畳石と呼ばれています。
畳石の広がる海岸。前方は久米島。 西方向を見る。久米島に渡る奥武橋はこの奥に位置する。
対岸の久米島の左の建物はイーフビーチホテル。
東方向。護岸工事が行われ、畳石はだいぶ隠れてしまいま
した。
畳石の範囲は海岸線に沿って長さ２５０ｍ、幅５０ｍにわたり
広がっているといいます。		 久米島と奥武島を結ぶ橋ができてから潮の流れが変わり、
砂が堆積するようになってしまいました。

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